奈良カンファ2の発表の補足

どうも、随分更新サボってましたサンマです。
久々の更新の一発目ですが、お見苦しいとは思いますがいきなり自分の弁護を。


というのも、私の奈良カンファ2での発表「物づくりな人たちによる黒歴史懺悔」において、どうにも私があの場で何をしたくて、伝えたかったのかがいまいち巧く伝わらなかったようで、それがとても悔しく思った訳です。
なので、この場であの発表に関しての私の発表に関する補足をしたいと思います。

黒歴史晒しにきただけじゃん」
はい、中盤辺りまでは主に私の黒歴史を晒して行きました。ですが、ただ私も晒したいからなんて理由であの場に置いて自分の黒歴史を晒した訳ではありません。というか、ただ黒歴史を晒すためだけにカンファで発表なんてしません。
あの場では平然と話しているように見えたかもしれませんが、実際発表すると決めた時は随分と悩んだものです。決して恥ずかしいと思ってないわけでもないし、寧ろ閉じ込めておきたかった部類のものだってあります。
ではどうしてあの場で其処までして話そうとしたか。

まず、あの場では黒歴史と呼称しましたが、私がお話したのは要するに失敗の数々です。発表の中でも言いましたが、自分の失敗を話すと言うのはとても恥ずかしい事です。ですが、その失敗には何かしらの原因があるからこそ失敗してしまう訳です。昔から「失敗は成功のもと」とも言う通り、失敗の中にある原因を探る事で成功を見出せるものだと考えてます。

そこで自己解決してしまえばそれでも構わないでしょう。けれど、その失敗から見つけた原因ってあくまで自分の視点から見ただけのものであって、もしかすると他の人から見た時に違う原因だって見つかるのではないでしょうか。
そう考えると成功の形って言うのは一つしかない訳じゃなく、もっとたくさん存在すると思う訳です。

一つだけの形だけじゃなくて、もっと色々な形を見てみたい。その為には互いに失敗を共有し合う必要がある。けれど、実際共有するのは恥ずかしい。だったら、失敗を話す事が恥ずかしくない場を提供する事で皆少しは話しやすくなるのではないだろうかという結論に至った故に「黒歴史座談会」という形で、話すための場所を提唱したかったんです。

ただ、やはり時間配分を間違えたと言うか中盤までのインパクトが強すぎたせいか、最後の結論部分に共感して貰い損ねた感があります。反省。

「会場参加型プレゼンでやる理由はあったのか」
こんな事をいってしまうのは非常に気が引けてしまうのですが、会場参加型システムを使うのに非常に苦戦*1したせいで、スライドに組み込むのを躊躇した部分が非常に多かったため、あまり会場に参加して貰えなかった感があったのは否めません。
ですが、一番の狙い目だったのは終盤に皆さんにご自身の失敗を匿名で書き
こんで頂けるようにした所だったんです。生憎当日はシステムの方が巧く動かなかった為に私の意図が読みとれなかったかもしれません。

実際、あの場で書きこもうとしてくれた方の数は非常に少なかったであろうと私は予測しています*2。それが「ものづくりにまつわる失敗がない」のか、それとも「書くのが恥ずかしかった」のどちらだったかまでは私は知る由もありません。何れにせよ、私は「書きこみ難い」状況を作りたかったわけです。

まず私の失敗を語る事でワンクッション、そして大勢の居る前で匿名での発表というのでもうワンクッション置きました。けれども、やはり自分の失敗を口にする事が出来た人は殆どいなかった。何故か、それは皆恥ずかしいと思ってる部分がまだあるからだと思うのです。
そして、終盤の話しあえる場所を作ることへの提唱へと繋げたかったのですが、それもやはり適わなかったようです。無念。

以上が私の奈良カンファ2における発表に対しての補足であります。
さて、ここまで長々と言い訳してきましたが私自身の落ち度も非常にたくさんあるのは否定できません。
なので、私は暫く高専カンファにおいては「他人にまともに見せる事の出来るもの」がアウトプットの出来ない発表はしない事にします。
それまで、学内LT大会などで未熟なプレゼン技術をもっと鍛え上げて、その期間に「他人にまともに見せる事の出来るもの」を作れる様に努力したいと思います。

さて、奈良カンファの感想の方ですが私事で暫くごたついているのと、一人一人丁寧に感想を書いて行きたいと考えている為、もう暫くお待ちいただきたいと思います。


今後も高専カンファが楽しくそして有意義な物であり続けるよう、私も努力していきたいと思います。

*1:私の環境が推奨環境された環境でなかったのも原因

*2:システムが動作していない、という報告が出たのがあまりに遅かったため